訳あり盤 ― 木目・接ぎ・節・青シミのある碁盤と将棋盤
榧の碁盤・将棋盤のなかには、材もつくりも同じでありながら、見た目の理由から通常の価格をつけられないものがあります。当店では、そうした盤を、理由を一面ずつ明記したうえで「訳あり盤」としてお譲りしています。

訳あり盤とは
榧の原木から盤を取るとき、当店では、高価な盤ほど節が出ないように、何度も切り出し直しています。そうして良い部分から盤を取っていくと、原木の最後に残る部分は、節が多くても、木目が荒くても、盤として仕上げることになります。盤を20面ほど取ると、1〜2面はどうしてもこうした盤になります。
節のない、整った盤が選ばれることが多いため、こうした盤は手元に残りがちです。
このほか、原木のどの部分からも出ることがある青シミが目立つ盤や、切り出しの途中で出た材を組み合わせた接ぎ盤のうち、盤面の木目や節の出方が通常の盤に届かないものも、訳あり盤としています。どの盤も、材は同じ榧で、盤としてのつくりも変わりません。そこで当店では、値段を下げた理由を一面ずつ明記し、「訳あり盤」としてお譲りしています。
訳ありの理由と見分け方
訳ありの主な理由は、節・木目・青シミ・接ぎ・その他などです。一面に、いくつかの理由が重なることもあります。各商品ページには、どの理由にあたるか、それが盤のどこにあるかを、写真とともに記しています。商品画像の2枚目が、その部分を写したものです。
節

節とは、木が育つ過程で、枝の付け根が幹に取り込まれてできる跡です。天面に出ることも、側面や裏面に出ることもあります。訳あり盤は、節の数が多い盤、または節が目立つ位置にある盤です。榧は年数が経つと全体が飴色にやけていくため、節と周囲の色の差は、少しずつ薄れていきます。
木目

年輪の幅が場所によって不揃いで、木目が荒く見える盤です。原木が育った環境によって、成長の早い年と遅い年の差が、そのまま木目に表れています。木目の見え方の違いであり、盤の強度や打ち味、盤面の線には影響ありません。
青シミ

青シミとは、木の内部に水分が入り込んだことでできる、青みがかった変色です。原木のどの部分からも出ることがあり、良い部分から取った盤に出ることもあります。色の変化のみで、盤の強度や打ち味には影響ありません。年数が経って全体が飴色にやけていくと、青シミも次第に目立たなくなります。
接ぎ

接ぎ盤とは、原木から盤を切り出していく途中で出た材を組み合わせて、一枚の盤に仕立てたものです。接ぎ目は、盤の線の位置に合わせて作っています。接ぎ盤そのものは、当店の通常の盤にもあります。訳ありとするかどうかは、接ぎの枚数ではなく、盤面の木目の整い方や節の出方で判断しています。
通常の盤との違い
訳あり盤も、材は同じ榧で、盤としてのつくりは通常の盤と変わりません。違いは、ここまでに書いた見た目の理由だけです。
当店の通常の盤にも、小さな節や青シミのあるものがあります。訳あり盤は、それが多かったり、目立ったりする盤です。商品によっては、比べていただけるよう、条件の近い通常の盤を品番と価格で示しています。
通常の盤は、こちらからご覧いただけます。
訳あり盤の一覧
売約済みの盤も、しばらく一覧に残しています。次の盤は、撮影ができしだい掲載します。
訳あり碁盤
訳あり将棋盤(駒台付き)
よくある質問
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なぜ訳あり盤が出るのですか?
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高価な盤ほど節が出ないように原木から切り出していくと、最後に残る部分から、節や木目の荒さが目立つ盤が出てきます。盤を20面ほど取ると、1〜2面はこうした盤になります。
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使っていて問題はありませんか?
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各商品ページの「使用上の影響」に、盤ごとに記しています。影響がある場合も、隠さずに書いています。
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年数が経つと、訳ありの部分はどうなりますか?
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榧は年数とともに全体が飴色にやけていくため、青シミや、節と周囲の色の差は、次第に薄れていきます。木目の荒さや接ぎの様子そのものは変わりません。
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返品・交換はできますか?
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商品ページに記した訳ありの理由による返品・交換は、お受けしておりません。記載のない傷や、配送中の破損があった場合は、お届けから2週間以内にご連絡ください。返金の時期は、お支払い方法によって異なります。
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将棋盤には何が付きますか?
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訳あり将棋盤には、駒台が付きます。駒台とは、対局中に取った駒を置くための小さな台です。駒は付属しません。
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なぜ「アウトレット」や「特価」と呼ばないのですか?
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値段を下げた理由が、どなたにも分かるようにしたいからです。当店では、理由を一面ずつ明記して「訳あり盤」と呼んでいます。
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海外へ送れますか?
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海外への発送も承っています。在庫を確かめたうえでご案内しますので、ご注文の前にお問い合わせください。
お手入れと修理
訳あり盤のお手入れは、通常の盤と同じです。直射日光やエアコンの風が直接当たる場所を避け、乾燥や急な湿度の変化に気をつけてください。使ったあとは、柔らかい布で軽く拭く程度で十分です。季節によって盤がわずかに反ったり戻ったりするのは、木の自然な動きです。
長く使ううちについた打ち傷やくすみは、削り直し(再生)で整えられる場合があります。ただし、接ぎ盤など、盤の状態によってはお受けできないこともあります。まずは写真で状態を確かめたうえで、ご案内します。詳しくは「碁盤の再生(削り直し)とメンテナンスについて」をご覧ください。







