碁盤(脚付)5.8寸|九州榧・1枚板柾目

¥800,000 (税込)

材について

九州で育った榧の一枚板です。榧は碁盤の素材として古くから用いられてきた木で、適度な弾力と独特の打ち音が特徴です。本品は5.8寸という厚みを持ち、碁石を置くたびに深みのある音が返ってきます。

構造について

一枚の原木から切り出した一枚板です。継ぎ合わせは行っていません。木の個性がそのまま盤の表情になります。この厚みで一枚板を成立させるには、樹齢と幹の太さが必要です。

柾目について

柾目取りで製作しています。丸太の中心に向かって切り出すことで、縦に均一な木目が通ります。整然とした見た目と、狂いが出にくい安定性が柾目の特徴です。

色味と経年変化

全体に赤みが出ています。使い込むほどに色は深みを増し、榧特有のあめ色へと変化していきます。 側面に青シミがあります。これは木の内部に水分が入り込んだ際にできる自然な痕跡です。現時点では目に入りますが、年数が経つにつれて盤全体があめ色に焼けていくため、周囲との差は徐々に薄れていきます。

脚について

盤の表面にクチナシの実をかたどった脚を、職人が一本一本手彫りで仕上げています。「勝負に他人は口を出してはいけない」——クチナシ、口無し。対局の場の静けさを、脚の形そのものが伝えています。この手彫りを続けている盤師は、全国でもほとんどいません。

ご検討の目安

節がなく、柾目が整い、赤みのある色味。側面の青シミを許容できる方には、この厚みと素材の質を考えると、検討しやすい一枚です。シミは盤の欠点ではなく、木が歩んできた時間の痕跡です。

項目 内容
種類 碁盤(脚付)
産地 九州榧
構造 一枚板
木取り 柾目
厚み 5.8寸(約17.6cm)
色味 赤系
木目 標準
なし

在庫あり

※天然木を使用しているため、木目や色味には個体差があります。
※モニター環境により実物と色味が異なる場合がございます。