代表挨拶
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代表挨拶
熊須碁盤店の仕事は、碁盤や将棋盤を「売る」ことではなく、長く使い続けられる道具を、静かに作り続けることだと考えています。
私たちは、宮崎県綾町で、碁盤・将棋盤の製作と修理を家業として営んできました。素材には本榧(かや)を用い、木取りから仕上げまで、一つひとつの工程と向き合いながら、道具としての盤づくりを続けています。
木は、使われてこそ生きるものです。
削り直し、手を入れ、時間を重ねることで、道具は少しずつ持ち主の暮らしになじんでいきます。「修理できないものは作らない」という考えは、その当たり前を大切にしたいという思いから生まれました。
碁盤や将棋盤は、なくても暮らしは成り立つ道具かもしれません。
それでも、ある一局の音や手触りが、長く心に残ることがあります。私たちは、そうした時間を支える道具を、無理なく、誠実に作り続けたいと考えています。
近年は、碁盤・将棋盤づくりで培った榧材の知見を生かし、まな板や箸など、日々の暮らしで使われる道具も手がけています。特別なものではなく、使い続ける中で良さが伝わる道具であってほしいと願っています。
熊須碁盤店は、これからも宮崎・綾町の地で、木と向き合い、手を動かし、時間に耐えるものづくりを続けてまいります。
熊須碁盤店
代表 熊須 豊和
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